家の掃除をする場合、様々な汚れの種類があるかと思います。
しかし、どの汚れに対してどの洗剤が最適なのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、どの洗剤がどのような汚れに適しているのかについて解説致します。
▼汚れの種類
汚れには性質があり、酸性・アルカリ性の2種類あるという事を知っておきましょう。
■酸性の汚れ
酸性の汚れとしては油汚れが主です。
例えば
キッチンの油汚れや手垢や皮脂など、イメージとしてはベトベトしたものが酸性汚れといえます。
■アルカリ性の汚れ
アルカリ性とは石鹸カスやカルキ、錆などが挙げられます。
ベトベトした酸性とは対象的にガチガチに固まってしまう汚れが特徴です。
▼汚れの落とし方
それぞれの性質の汚れの落とし方としては次のようになります。
酸性の汚れにはアルカリ性洗剤を使い、アルカリ性の汚れには酸性洗剤を使います。
それぞれ汚れに対して対象的な洗剤を使用することで、中和させて汚れを落とすということです。
■酸性の洗剤
酸性の洗剤は、アルカリ性の汚れに使います。
トイレの
浴室などの尿石や水垢に有効で、
臭い消しにも効果的です。
キッチンであればシンクや蛇口、排水口のニオイ消しに。
さらにタバコなどの
臭いにも効果を発揮してくれます。
■アルカリ性の洗剤
アルカリ性の洗剤は、酸性の汚れに使います。
キッチンの換気扇やコンロなどの油汚れや、排水口のぬめりに。
浴槽でもぬめりや皮脂の汚れに効果的です。
部屋の壁などの手垢やタバコのヤニも落としてくれます。
▼中性洗剤
酸性なのかアルカリ性なのかわからないものは中性洗剤を使うと良いでしょう。
洗剤としての効き目は劣るものの、ちょうど中間の効果があります。
その為どんな場所でも、どんな汚れにでも使え、手にも優しいため普段遣いには便利でしょう。
▼まとめ
洗剤の特徴と汚れの特徴、どちらもちゃんと理解して、どの汚れに対してどの洗剤を使うかを知っておくと良いでしょう。
この知識があれば普段の掃除も効率よく行えるのではないでしょうか。